リプロセルは、2016年6月7日、京都大学iPS細胞研究所とsrRNAを用いたiPS細胞から特定の種類の体細胞への分化誘導法の開発で共同研究契約を締結したと発表した。

現在、ヒトiPS細胞から特定の種類の体細胞を作製するには、主にタンパク室や低分子化合物を用いる。細胞によっては作製効率が低く、多くのコストがかかる。一方、srRNAを用いると、分化効率が良く、低コストで十分な量の細胞が得られるという。

研究への応用が本格化されれば、疾患の原因究明を加速ができることが期待されるとしている。