日本郵船、商船三井、川崎汽船の海運大手３社が主力のコンテナ船事業を統合する。2017年７月に共同出資会社を設立し、18年４月から共同でサービスを開始。低迷するコンテナ船事業の回復を目指す。新会社の出資額は約3000億円。事業規模などを基に、日本郵船が38％、商船三井が31％、川崎汽船が31％を出資する。

統合により運航規模は256隻、コンテナ船事業の売上高は約２兆円となり、世界シェアは約７％で６位に浮上。年間1100億円の相乗効果を見込み、厳しい市況が続くコンテナ船市場でコスト競争力を強化する。
 

コンテナ船３社統合で世界６位に浮上

項目 内容
出資金学 ３０００億円
対象 日本郵船、商船三井、川崎汽船が共同出資会社を設立
出資比率 日本郵船 ３８％
商船三井 ３１％
川崎汽船 ３１％
設立時期 ２０１７年７月
サービス開始時期 ２０１８年４月