経済産業省や国土交通省、航空大手など官民の検討委員会は、藻などを燃料に使うバイオジェット燃料の導入先を羽田空港とする方針。2017年度末までに施設の整備計画を策定し、2020年代後半の実用化を目指す。

企業と協力して熱効率が高い種類の藻の開発を進める。羽田空港内で燃料を受け入れたり品質を確認したりできる体制を整備する。

現在のバイオジェット燃料の価格は1リットルあたり約3000円。原料由来の燃料の約30倍となっている。量産することで価格の引き下げを狙う。