マツダは2016年7月11日、ピックアップトラック「BT―50」の自社開発・生産から撤退すると発表。現在、フォードと折半出資するタイ工場、オートアライアンスタイランドで生産しており、フォード向けの生産は続けるが、自社向けは数年内に生産をやめ、撤退で生まれる年4万台程度の生産余力はSUVに切り替えるという。

生産終了後は、いすゞ自動車から主力ピックアップトラック「ディーマックス(D―MAX)」をOEM調達する。BT―50は米フォード・モーターと共同開発し、15年に世界で約4万7000台を販売したが世界販売台数に占める比率は約3%にとどまっていた。