三井物産は2016年6月27日、豪のエネルギー大手ウッドサイド・エナジーと計約1900億円を投資し、オーストラリアの西部で海底油田を開発すると発表。19年中ごろに生産を始める計画で、「ラヴァーダ油田」と「チマッティ油田」を開発する。両油田は沖合約60キロメートルにあり、埋蔵量は6900万バレルの採掘が期待できる。海底で吸い上げた原油を洋上の専用船に備蓄し、タンカーに移し替えて出荷するという。油価下落の長期化で油田の新規開発は低調なため、開発に必要な設備や人件費などが抑えられると判断した。
三井物産 オーストラリアで海底油田を開発
項目 | 内容 |
投資金額 | 1900億円 |
対象 | 「ラヴァーダ油田」と「チマッティ油田」を開発 |
生産時期 | 19年中頃 |