東京ガスは2016年6月21日、米国のシェールガス開発事業の権益を取得したと発表。50億円超を投じて、テキサス州のイーグルフォード開発案件で優良事業に参画し、バーテックス社グループが保有する鉱区の25%程度の事業権益を取得した。東ガスは20年度の連結純利益に占める海外事業の比率を現在の1%程度から25%まで高める計画で、シェールガスも重要事業と位置づけている。
世界的な資源価格の下落は事業リスクではあるが、投資判断の段階では金額が抑えられることもあるため、資源安による資産価値低下を好機ととらえ、優良な権益を取得した。