ニコンは、2016年5月26日、京都大学iPS細胞研究所と共同研究契約を締結したと発表した。共同研究では、ニコンの保有する顕微鏡観察技術とパターン認識技術を採用した画像解析技術を用いて、iPS細胞の状態を数値化し、細胞の品質を客観的に評価・判断可能なものへと置き換え、安定した細胞・培養管理システムの構築を目指すという。また、細胞培養管理システムが、京都大学iPS細胞研究所以外の施設でも利用されることにより、iPS細胞の評価基準を統一し、安定した大量培養技術の確立に役立てる。


ニコン 京大iPS細胞研究所と共同研究

項目 内容
共同研究 iPS細部の安定した細胞・培養管理システムの構築