中間期(10-3月期)決算で、売上高が6.8%増の7億2900万円、営業利益は27.1%減の9800万円、純利益は27.2%増の6300万円となった。スマートフォンアプリやリアルPOSレジ、IoT対応なども視野にいれ、より大きな市場に対応した「EC-CUBE 3」の開発やブロックチェーンの研究開発費が先行している。このため、通期では売上高が11.3%増の16億円と過去最高となるが、営業利益は42.9%減の2億円、純利益は43.7%減の1億3000万円に下方修正した。

今期は積極投資時期と位置づけ、下期も広告宣伝費、人件費、外注費が増加すると説明されているが、短期的には悪材料視されそうだ。また、増担保規制がかかったため、大幅安は避けられまい。

ブロックチェーン実証実験の第2回結果が出る6月末が勝負所。

 

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