ロックオンはインターネット広告の測定システム「AD EBiS」やインターネット広告の出稿を最適化する「THREe」で展開する広告プラットフォーム事業とECサイト(インターネット販売サイト)構築のプログラムソースをオープンにし、無償提供を行う「EC-CLUBE」やECサイト構築の受託開発を行う商流プラットフォーム事業を展開している。
株式上場により調達した資金は、サーバーなどの設備やサービス強化のための設備投資、人材の採用、育成などにかかる人件費やオフィス移転費用に充当する。
新規上場概要
上場予定日 | 2014年9月17日 |
1単元株式数 | 100株 |
主幹事 | 野村證券 |
公募・売出 | 34万3000株 |
オーバーアロットメント | 5万1400株 |
仮条件 | 1200円~1300円 |
ブック・ビルディング期間 | 2014年8月29日~2014年9月4日 |
公開価格 | 1300円 |
業績
売上高 | 経常利益 | 純利益 | 純資産 | 総資産 | 自己資本比率 | |
2013年 | 10億円 | 0.7億円 | 0.4億円 | 3.4億円 | 4.7億円 | 72.5% |
2013年 | 8.6億円 | 0.3億円 | 0.06億円 | 2.9億円 | 4億円 | 74.3% |
2012年 | 7.3億円 | 0.3億円 | 0.2億円 | 2.9億円 | 4億円 | 72.6% |
2011年 | 7.2億円 | 1億円 | 0.5億円 | 2.7億円 | 4.7億円 | 56.5% |
2010年 | 5.7億円 | 0.1億円 | 0.08億円 | 2.1億円 | 4.2億円 | 51.6% |
経営戦略
「AD EBiS」での測定領域の拡大と「THREe」での最適化精度の向上と配信先の拡大を進めることで収益拡大を図る。また、マーケティング分野では、インターネット市場とリアル市場の融合が拡大した場合、従来の4媒体(テレビ、新聞、雑誌、ラジオ)とインターネット広告を分けて運用してきた広告運用のスタイルが、最終的に統合型になると予測。企業毎に保有する顧客データも加え、自社固有のビッグデータとして情報を活用できるプラットフォームの構築を進める。