米運輸省・高速道路交通安全局(NHTSA)は、2015年10月22日、タカタ製エアバッグの欠陥による大規模リコールの実施を早める措置を検討。リコールの対象を現在の1900万台から増やす可能性も示した。2015年11月26日までに具体策を打ち出す方針。

第三者による監査機関の設置やディーラー以外での修理を認める案などを検討する。

タカタの全米でのリコール達成率が22.5%にとどまっているとし、異常破裂が起きやすい高温多湿地域を中心にリコールを促す。