中外製薬は2015年10月22日、約372億円を投じて浮間工場の敷地内に、抗体医薬品を作るための新しい生産プラントを建設すると発表。2016年1月着工、2019年6月の稼働開始を予定しており、新棟には治験の後期段階や商業生産に向けた設備を備えるという。

2013年から2015年までに総額29億円の設備投資計画を実施しており、医薬品候補に実用化の方向性が見えてきたことから、商業生産できる設備も整えて開発スピードを上げるもよう。
 

中外製薬 バイオ抗体原薬生産プラントを新設

項目 内容
投資金額 372億円
対象 抗体医薬品向け新生産設備
稼働開始時期 2019年6月