2014年に売上総利益1兆1100億円、営業利益3000億円、純利益3000億円を目指す。2年累計で8000億円を投資。安定した収益の見込める非資源分野を軸足に置き、非資源分野と資源分野の投資比率は2対1を目安とする。 {経営計画}
2014年
売上総利益 1兆1100億円
営業利益 3000億円
純利益 3000億円
【投資方針】 2年累計で8000億円を投資する。ただし、グロス投資額の上限は1兆円とする。安定した収益の見込める非資源分野の収益基盤拡充に軸足を置き、非資源分野と資源分野の投資額比率は2対1を目安とする。
項目 内容
投資額 8000億円~1兆円
投資比率 非資源2:資源1
【配当方針】 純利益が2000億円までは配当性向20%、2000億円を超える場合は30%をめどに算出し、1株あたり2円の定額上乗せを実施する。
純利益 配当性向
~2000億円 20%
2000億円~ 30%
【ROE】 ROEを早期に15%まで引き上げる。2014年から国際会計基準(IFRS)を導入。IFRSでは株式売却益を損益計算書に計上せず、貸借対照表の包括利益で表すため純利益が減少。また、保有する非上場株式を時価で評価するため、自己資本が増える。そのため、米国会計基準では15%を超えていたROEが13%まで低下する。 繊維や食料など非資源部門を牽引役に、純利益を早期に3500億円程度まで引き上げる。また、利益に連動した配当政策を実施。2016年3月期からの新中期経営計画で自社株買いについても検討する方針。