伊藤忠商事は、2014年9月9日、日本国内の物流不動産の開発を加速すると発表した。3年から5年で1000億円を目標に投資対象資産を取得する。
これまで主に開発してきたテナント専用の物流施設であるBTS型物流施設に加え、複数のテナントに対応するマルチテナント型物流施設にも新たに展開する方針。インターネット通販の普及などに伴い、大型の物流拠点の需要が高まっていることに対応する。
なお、伊藤忠商事は将来的にJ-REIT設立も視野に入れて検討するとしている。
まず、200億円を投じ、2016年までに堺市内で物流センターを立ち上げる。最大12社が同時に使え、完成後は物流・通販企業などに長期で賃貸する。
伊藤忠商事 物流不動産投資を加速
項目 | 内容 |
投資額 | 1000億円 |
対象 | 日本国内の物流不動産 |
期間 | 2014年~2019年 |