パイオニアは、2017年2月8日、デジタル地図大手の独ヒアと自動運転向け地図システムの仕様を共通化すると発表した。ヒアは欧米、パイオニアは日本のデジタル地図に強みを持つ。両社の地図の仕様を共通化し、世界の自動車関連企業が採用しやすい環境を整える。自動運転の安全に欠かせない地図の更新システムも共通化する。
また、パイオニアのカーナビからクラウドに集約した走行データも相互利用。次世代位置情報サービスを構築し、2018年中の市場導入を目指す。
パイオニアは、現在100億円程度の地図関連事業の売上高を2025年3月期に500億円に増やす方針。