政府は小野薬品工業が販売する超高額の抗がん剤オプジーボの公定価格を2017年度に50%引き下げる方向で最終調整に入った。財務省と厚労省は17年度の社会保障費の自然増を6400億円から5000億円に抑える計画で、オプジーボの値下げにより100億円以上の抑制につながる見込み。当初は最大25%の引き下げを検討していたが、米英など海外との格差を縮めるため大幅引き下げに踏み切る。
オプジーボ 公定価格50%引き下げへ
項目 | 内容 |
対象 | 超高額の抗がん剤オプジーボの公定価格引き下げ |
引き下げ率 | 50% |
時期 | 2017年度 |