コマツが運転室のない無人ダンプトラックを開発した。無人ダンプは車両の前後がなくなるため、土砂の積み込み時などに切り返す必要がなく生産性を高めることができる。さらに二輪だった駆動部を四輪にして、米ゼネラル・エレクトリックと共同開発した小型モーターを取り付け、四輪とも自在に動かせることで安全性も高めた。現在、鉱山開発向けに有人車両をベースにした無人ダンプを運用しており、運転室部分を取り外して車両の前後をなくすことで、細い道路でも運行できるという。
無人ダンプについては2019~20年をめどに実用化する計画。また、ショベルカーやブルドーザーについても無人システムの開発を進める。
コマツ 無人ダンプ実用化で生産性向上
項目 | 内容 |
対象 | 無人ダンプトラック開発 |
実用化時期 | 2019~2020年 |