大王製紙は2016年5月27日、約210億円を投じて現在休止中の愛媛県川之江工場に家庭紙の生産設備を新設すると発表。稼働時期は2016年を予定しており、生産能力は最大で月に約4500トン。生産設備の新設により家庭紙の国内生産量を15~20%高める計画。保湿成分入りのティッシュや消臭機能付きトイレットペーパーなど高機能商品が好調で、今後は海外で紙おむつに次ぐ輸出商材に育てていくことも検討している。
大王製紙 家庭紙に11年ぶり大型投資
項目 | 内容 |
投資金額 | 210億円 |
対象 | 川之江工場で家庭紙の生産設備新設 |
生産能力 | 4500トン/月 |
稼働時期 | 2016年 |