大塚製薬は2015年9月11日、統合失調症治療薬「エビリファイ」にセンサーを内包した錠剤を開発し、米食品医薬品局に製造販売を申請したと発表。服用すると錠剤が胃で溶けてセンサーが電波を発し、体に貼り付けたパッチが電波を検知し服用したかどうかを認識する。
抗精神病薬エビリファイに、米ベンチャー企業のプロテウス社が開発した極小センサーを組み込んだセンサー入り製剤と検出器を組み合わせることで、スマートフォンやタブレット端末を通じて患者さんや医療従事者、介護者に情報を提供することができるという。