大塚ホールディングスは、2014年8月26日、2014年~2018年の経営計画を発表した。2014年10月以降に売上高の40%を占める抗精神病薬エビリファイの特許失効を乗り越え、収益構造を確立する期間と位置付ける。

医薬関連事業ではコア治療領域のフランチャイズを強化。中枢・がん領域への研究開発・投資を積極化する。ニュートラルシューティカルズ(栄養・医薬品)関連事業では、ブランドベースや海外販路を目的とするM&Aや自社ブランドのグローバル展開を進める。

また、国内で22の新薬を投入する計画。2018年の新薬売上高予想は4300億円で、このうち80%は申請又は上市済み。


大塚ホールディングス 2014~2018年の経営計画

  2013年(実績) 2016年 2018年
売上高 1兆4528億円 1兆1900億円 1兆4400億円
営業利益 1987億円 1000億円 2000億円
純利益 1510億円 700億円 1400億円
ROE 10.8% 4~5% 8~10%

【施策】

事業 施策
医薬 中枢・がん領域への研究開発・投資を積極化
NC ブランドベースや海外販路を目的とするM&A
自社ブランドのグローバル展開