韓国銀行は、2015年7月9日、2015年の実質成長率見通しを3.1%から2.8%に下方修正した。中東呼吸器症候群(MERS)の発生による消費減や中国の景気鈍化などによる輸出減が影響する。MERSが0.2~0.3ポイント、干ばつが0.1ポイント、輸出が0.2ポイントの押し下げ要因となるとしている。一方、2015年6月の利下げと総額22兆ウォン(約2兆5000億円)の景気対策で0.3ポイントの押し上げ効果を見込む。
韓国成長率 2015年3.1%→2.8%
項目 | 内容 |
実質成長率 | 2015年3.1%→2.8% |
押し下げ要因 | MERS▲0.2~▲0.3% 干ばつ▲0.1% 輸出▲0.2% |
押し上げ要因 | 景気対策0.3% |