ジグゾーは、サーバーやクラウド、ネットワークという枠にとらわれない「IoTセンシング」、可能な限り多くのデータを自動収集し処理する「ビッグデータ」、アラートを検知した後の指示や判断、制御を自動で行う「ロボット型ソフトウェア」、本当に重要なアラートと不要なアラートを制御する「人工知能」などを組み合わせたシステム「puzzle」を開発。自動制御や自動映像分析、セキュリティチェックなど属人的な対応で長時間を要していたマネジメント作業を自動設定と自動稼動により人の手を介さず、完了するサービスを提供している。

IoTネットワーク機器、ネットワーク、監視カメラ、セキュリティーツールなどあらゆるプロダクトやサービスを対象にしている。また、運用自動化の一環として、予兆検知の領域にも踏み込んでいる。

収益源は「puzzle」導入・設置などにかかる初期費用や月額費用。

なお、ジグソーがターゲットとしている市場は国内だけで約3.7兆円としている。


新規上場概要

項目 内容
上場予定日 2015年4月28日
1単元株式数 100株
主幹事 SMBC日興證券
公募・売出 25万株
オーバーアロットメント 3万7500株
仮条件 2090~2390円
ブック・ビルディング期間 2015年4月13日~2015年4月17日
公開価格 2390円

【株式関連】

項目 内容
潜在株式比率 7.4%
ベンチャーキャピタル保有率 5.4%


【調達資金使途】
研究開発にかかる人件費や設備投資、借入金の返済などに充当する。


経営戦略

マネジメント作業の自動化を推進する。自動化を推進するため、優秀なエンジニアを確保すると共に、監視ロボットや人工知能、スマートマシンの研究開発にも取り組む。


業績推移

  売上高 経常利益 純利益 純資産 総資産 自己資本比率
2014年 5億円 0.6億円 0.7億円 1.1億円 3.3億円 34.2%
2013年 3.7億円 0.3億円 0.2億円 0.3億円 1.8億円 19.3%
2012年 3.9億円 0.5億円 0.3億円 0.05億円 1.5億円 4%
2011年 4.5億円 1.1億円 0.4億円 ▲0.3億円 1.6億円 ▲19.9%
2010年 2.8億円 0.3億円 0.2億円 ▲0.7億円 0.8億円 ▲91.4%