元々の相場起点は「時価総額5000億円は通過点」として、あらゆる分野で積極的な事業展開を進める事業姿勢を評価したものだった。それでも当初目標は1万円、さらなる上昇相場は成長株だけに「行くところまで行く」というムードが作った相場で、元の鞘に収まった位置にある。
この会社が化けるためには、IoTデータコントロールで月額課金モデルを確立し、大型案件を獲得することにある。相手が大きければ大きいほど、実証には時間がかかるが、魅力的なビジネスモデルであることには間違いない。ZMPとは自動運転向けリアルタイムOS「IZAC-OS」の共同開発をしている。ZMPの開発した「IZAC」の進化形となる。
株価は半値となるほどの大きな調整をしたため、底入れを探る時間は必要だが、引き続き見守るべき銘柄。