エボラ出血熱 主な関連銘柄
コード | 企業 | 内容 |
4061 | 電気化学 | エボラ診断キットの試作品を開発 |
4049 | 富士フイルムHD | エボラ治療薬候補「アビガン」 |
4563 | アンジェスMG | エボラ血清剤の開発 |
4583 | カイオム | エボラ抗体作製 |
【電気化学】
エボラウイルス抗原検出迅速診断キットの試作品開発に成功。毒性の強いウイルスを扱うことができる米国のBSL4施設で、エボラウイルスに感染したサルの血清を用いた試験を行い、約15分でエボラウイルス感染の有無を判定した。
【富士フイルムホールディングス】
日本でインフルエンザ治療薬として承認されている「アビガン」がエボラ出血熱への効果が期待されている。エボラ出血熱に対するアビガンの臨床試験が、フランス政府とギニア政府により2014年11月より実施。結果は早くて2015年3月になる見通し。
【アンジェスMG】
エボラ出血熱対策医薬品として抗血清製剤の開発を開始。米Vical社から日本国内の独占的開発販売権を取得。2015年1~3月に予備的な試験に着手する。
【カイオム・バイオサイエンス】
エボラウイルスに対する抗体作製に成功。ニワトリの細胞から抗体を作る技術「オリジナルADLibシステム」を用い、短期間で多種多様な抗体を作製し、それらの中からエボラウイルスに有効な抗体を特定した。抗体は医薬品や検査薬などの原料となる。