総務省は、5Gで遠隔操作や遭難救助の実証実験を始める。開始は2019年秋から。資金は19年度予算で確保した18億円を充当する。
NTTドコモは、和歌山県立医科大学と遠隔医療を実験する。高度な治療が必要な患者のもとに近くの医師を派遣。遠隔地にいる熟練医師と5G通信網で接続。高精細なテレビ会議システムで、熟練医師の指示を受けながら治療する。
KDDIは、信州大学と遭難した登山者の救助に活用する。4Kカメラを載せたドローンで遭難者を撮影し、捜索隊に映像を送信する。
ソフトバンク関連会社のワイヤレスシティプランニングは、静岡県内でトラックの隊列走行を実験。車両を遠隔操作する。