四国電力は、2015年7月15日、伊方原子力発電所3号機の再稼働に向けた安全審査に合格した。地元自治体などの同意を経て、2015年度冬の再稼働を目指す。

再稼働には今後、設備の安全対策の詳細を記した「工事計画」の認可や地元自治体の同意を得る手続きなどが必要となる。


四国電力 伊方原発3号機の主な安全対策

項目 内容
安全対策 想定する地震の揺れの大きさを最大570ガルから650ガルに引き上げ
想定する津波の高さを最大4.09メートルから8.12メートルに引き上げ
非常用発電機の燃料タンクを増設
格納容器内の水素爆発を防ぐ装置を整備
重大事故時の対応拠点を新設