日本水産は、医薬品などに使われるエイコサペンタエン酸(EPA)の生産能力を倍増するため、約80億円を投資し鹿島総合工場の敷地内に医薬品工場を新設する。稼働時期は2018年1月を予定しており、EPA原料や関連製品の拡充で、同事業売上高を18年3月期に360億円と15年3月期見込みより約4割増やす。

新工場では、米国で医薬品を発売するために必要な製造管理・品質管理に関する基準(cGMP)を満たす設計にしており、認可が得られれば米国への輸出にも踏み切るとしている。
 

日本水産 80億円投じ医薬原料を増産

項目 内容
投資金額 80億円
対象 EPAの生産能力倍増のため医薬品工場新設
稼働時期 2018年1月