総務省は次世代携帯向け周波数である第4世代(4G)から、データ通信量が多い利用者と少ない利用者の実態にあった料金プランを設けるように義務付けるようだ。

4Gは現行のLTEの最大10倍の高速通信が可能で、高精細な動画のやりとりもできるようになる。4Gサービスを始めるには数千億円規模の基地局整備が必要で、NTTドコモやKDDI、ソフトバンクは2016年頃のサービス開始を目指している。

総務省は2014年内に予定する4Gの周波数割当を審査する際に、料金計画の提出を義務付け。通信量が多い人と少ない人に別々の料金を用意していなければ周波数を割り当てない方針。

また、携帯大手の料金プランが利用者の通信量の実態に合っているかを確認するため、定期的な報告も義務付ける見通し。


4G 定額プランを義務化へ

項目 内容
4G データ通信量に応じた料金プランを義務付け
料金プランが実態に合っているかの報告義務付け