2014年11月4日に米国で中間選挙が行われる。中間選挙とは4年ごとの大統領選挙の中間の年に行われる選挙。下院は全議席、上院は3分の1が改選の対象となる。

下院は共和党が優位といわれているため、上院で民主党が過半数割れに追い込まれ、上下院で党派が違う「ねじれ」がなくなるかどうかが焦点となる。上院の改選対象は36議席。内訳は民主党21議席、共和党15議席となっている。

オバマ政権は格差是正を信条に、連邦最低賃金の引き上げやインフラ投資への公費投入などを議会に迫るも、下院で多数を握る共和党の抵抗で法案が通らず、政権運営が機能不全に陥っている。


米国 中間選挙

改選対象   民主党 共和党
上院36議席 選挙前 21議席 15議席
選挙後