日本板硝子は2017年2月2日、3月末に総額400億円の増資をすると発表。大手銀行系の企業再生ファンド「ジャパン・インダストリアル・ソリューションズ(JIS)」と、「UDSメザニンファンド」にそれぞれ200億円ずつ優先株を割り当てる。日本板硝子の2016年12月末の自己資本比率は12%に低下していたが、増資後は17%に高まる見込みで、20年3月期には20%を目指すという。
調達資金の半分は自動運転に適した高精度ガラスや省エネ効果の高い建築ガラスなどの増産や開発に充て、自己資本を増強して国際競争に耐えられる体制をつくる。
日本板硝子 自己資本増強により国際競争力強化
項目 | 内容 |
発行総額 | 400億円(200億円ずつ) |
引受先 | 「ジャパン・インダストリアル・ソリューションズ(JIS)」 「UDSメザニンファンド」 |
自己資本比率 | 12%(2016年12月末)→17%(増資後) |
増資時期 | 2017年3月末 |