ロート製薬は2017年1月20日、再生医療で使う「間葉系幹細胞」を自動培養する装置を開発したと発表。細胞の培養から充填、凍結保存まで自動化することで従来の手作業と比べて製造原価を3割近く低減できるという。新装置は京都府木津川市の研究所に設置されており、本格稼働は今春を予定。自動化することで均一で高品質で安全性の高い幹細胞を培養することができ、年間約1800億個の間葉系幹細胞の製造が可能となる。
ロート製薬 幹細胞の自動培養装置開発
項目 | 内容 |
対象 | 京都府木津川市の研究所に「間葉系幹細胞」を自動培養する装置開発 |
製造数 | 1800億個/年 |