花王は2016年12月28日、約100億円を投じてシャンプーなどに使う主力材料を製造する新工場をインドネシアのスマトラ島に建設すると発表。現地で油脂の製造や販売を手掛けるアピカルグループと組み、アピカルが採取するパーム油を使い、シャンプーや洗剤、洗顔料などの材料となる脂肪酸を生産する。生産能力は年間10万トンで2019年の操業開始を予定。新工場の稼働により世界での生産能力は2.3倍に高まる見込み。タイやインドネシア、ベトナムなど各地の最終製品の生産工場に供給し、日本並みの高品質製品を安定的に生産できるようにする。
花王 インドネシアに新工場建設で事業拡大
項目 | 内容 |
投資金額 | 100億円 |
対象 | インドネシアに洗剤材料の新工場建設 |
生産能力 | 10万トン/年 |
稼働時期 | 2019年 |