SCREENホールディングスは2016年11月17日、燃料電池の製造装置事業に参入すると発表。電解質膜と呼ばれる樹脂製の膜に電極となる触媒を塗布・乾燥する装置を開発。この新しい手法により、生産効率が10倍に高まる。また、初期投資を30%、ランニングコストを15%削減できるという。

水素を使って走る燃料電池車や家庭用燃料電池メーカーに販売する計画で、価格は約4億円。2017年度に5台の販売を目指す。
 

SCREEN 燃料電池の製造装置開発で生産効率10倍に

項目 内容
対象 樹脂製の膜に電極となる触媒を塗布・乾燥する装置を開発
生産効率 10倍
販売価格 4億円
販売時期・目標 2017年度 5台