クボタとNTTは無人運転農機など次世代の農機の開発で提携する。農作物の生育状態といったビッグデータを分析し、収穫や農薬散布などの作業を農機に指示する新システムを開発し、2018年をメドに稼働させる計画。

クボタは刈り取った田んぼ別にコメの味や水分量のデータを測り、翌年の肥料の量を自動で調整できる農作業支援のITシステムを実用化している。NTTはクボタに高精度のGPS、人工知能を使った気象情報や収穫時期の予想システムを提供する。両社で連携し農家向けの新たなITサービスを立ち上げ、無人運転農機の実用化にもつなげる。

また、クボタはトラクターの自動運転の実証実験も進めており、農機のIT化によって経験の浅い若者でも簡単に農作業ができるようにするという。


クボタとNTT 無人運転農機の開発で提携

項目 内容
開発 ビッグデータを分析し、収穫などの作業を農機に指示するシステム
稼働 2018年