ビットコインなどの仮想通貨を実際の通貨と交換する業者を登録制とするなどの規制を盛り込んだ法律の改正案が成立した。これと歩調を合わせるようにセレスが急騰し、ビットコイン関連が全面高となっている。これまでのセレスは1800円あたりで失速することが多かったが、相場つきが一変している。
第1四半期にあたる1-3月決算では、営業利益は54.4%増の1億6300万円、純利益は62.7%増の9900万円と好調だった。セレスはビットフライヤーと業務提携しており、スマートフォン向けポイントメディア「モッピー」が発行するモッピーポイントとビットコインとの交換ができることが強み。
節目突破で力任せという面はあるが、マザーズの物色意欲が高まるか、指標性を見極めたい。
改正資金決済法
ビットコインなど仮想通貨は取引所を登録制にする。顧客資産と自己資産を分ける「分別管理」を導入。監査法人や公認会計士の定期監査も義務づける。マネーロンダリングを防ぎ、利用者を保護する。
項目 | 内容 |
仮想通貨 | 登録制 |
分別管理を導入 | |
監査法人や公認会計士の定期監査を義務づけ |