イオンは2015年1月27日、ベトナムの大手食品スーパー2社(FIVIMART社・CITIMART社)と資本業務提携すると発表。いずれも約20店の食品スーパーを経営し、売上高は54億~57億円。イオンはそれぞれ30%・49%を出資した。
さらなる経済成長が見込めるASEAN諸国においても、とりわけベトナムは9千万人を超える人口、高い経済成長率を背景に中間所得層が拡大している。ベトナム小売市場においてスピードある成長を遂げるために、品質管理、物流、IT、人材育成等に関するノウハウを提供するとともに、イオンのブランド「トップバリュ」の開発などにも共同で取り組むとしている。
イオン ベトナム大手スーパー2社と資本業務提携
項目 | 内容 |
出資比率 | FIVIMART社30% CITIMART社49% |
提携内容 | ・地域小売情報の提供、商品調達に関する情報交換 ・商品の共同開発 ・IT、物流システム等に関するノウハウの提供 ・イオン総合金融事業との連携 等 |