三井造船は港湾クレーンの生産増強と休止中の造船設備を再開するもよう。投資額は約170億円。
2016年度中に港湾クレーンを生産する大分事業所で組立ラインを増設。港湾クレーンは東南アジアやアフリカなど新興国でターミナル港の新設・拡張が進む。生産能力を約70%増やし、500億円規模に高める。
造船事業では千葉事業所で休止中の設備を再開。中期的に成長が見込まれる洋上石油・ガスプラントの船体部分を建造する体制を整備する。
三井造船は主力のばら積み船や艦船に加え、FPSOやガス運搬船などの建造に取り組む。
三井造船 クレーン増産・造船設備再開
項目 | 内容 |
投資額 | 170億円 |
対象 | クレーンの生産能力70%増 製造設備を整備 |