商船三井は、2014年7月9日、中国海運集合公司との合弁会社を通じ、ロシア・ヤマルLNGプロジェクト向け輸送に参画すると発表した。欧州向けは通年で運行。6~10月の夏季には北極海航路を経由し、東アジア向けに運航する。北極海の定期航路は日本と欧州を30日で結ぶ。現行のスエズ運河経由では約40日のため、10日短縮。運航コストは30~40%安くなる見通し。

韓国の大宇造船海洋と新造砕氷LNG船3隻の造船契約を締結。投資額は約1000億円。ヤマルでは年間でLNG生産量は約1650万トンと見込まれ、商船三井の3隻は300万トン強を運ぶ。2018年から運航を開始する。


商船三井 北極海航路での輸送を開始へ

項目 内容
投資額 1000億円
造船 氷砕LNG船3隻
運航開始 2018年