日本たばこ産業(JT)は、2014年10月7日、欧州でたばこ製造拠点を再編する協議を開始すると発表した。欧州では景気低迷やたばこ税増税などを背景に市場が縮小傾向。欧州たばこ製品指令の改定から、製品の個装形状が大幅に制限されることに対応し、製造体制の最適化を検討する。

2016年から2018年にかけて北アイルランドとベルギーにある工場を閉鎖。ドイツの手巻きたばこ製造ラインを廃止。これらの工場の製造機能をポーランドとルーマニアの工場に移管する計画。


JT 欧州たばこ製造拠点を再編へ

項目 内容
工場閉鎖 北アイルランドとベルギーの工場
製造ライン廃止 ドイツの手巻きたばこ
期間 2016年~2018年

【再編する工場の生産量】

項目 内容
紙たばこ 190億本
手巻きたばこ 1万6000トン
シガー 1.2億本