日米両政府は、2014年11月6日、メタンハイドレートの共同開発の覚書を交わした。海底に条件が近いアラスカ北部の永久凍土で地質調査や実際の生産を5年間実施。日量2万立方メートルのガス生産まで進める計画。採掘しやすい陸上での産出試験を通して低コストでの採掘技術を確立し、日本近海での開発にも応用したい考え。対象は地中に埋まったタイプで、日本近海では主に太平洋側に存在するタイプ。

事業費は両国合計で年10億円規模。日本はメタンハイドレート開発に毎年計上している100億円の予算の一部を充てる。

 

メタンハイドレート 日米共同開発

項目 内容
事業費 年10億円
期間 5年間
計画 日量2万立方メートルのガス生産
場所 アラスカ北部の永久凍土