ダイキョーニシカワ(4246)は、開発から品質保証まで手がける提案型の総合プラスチックメーカー。商社、メーカーから原材料を仕入れ、インストルメントパネルやバンパーなどの自動車部品及びバスユニット部材などの住宅設備機器を製造し、自動車メーカー、住宅機器メーカーに販売している。 {新規上場概要}
上場予定日 2014年3月13日
1単元株式数 100株
主幹事 野村證券
公募・売出 365万5500株
オーバーアロットメント 54万8300株
仮条件 1450~1600円
ブック・ビルディング期間 2014年2月25日~2014年3月3日
公開価格 1600円
{主要業績指数推移}
  売上高 経常利益 純利益 純資産 総資産 自己資本比率
2012年 876億円 42億円 24億円 258億円 813億円 30%
2011年 837億円 37億円 21億円 220億円 735億円 28.2%
【セグメント別業績推移】
2012年 2011年
売上高 営業利益 売上高 営業利益
国内 813億円 43億円 812億円 28億円
海外 80億円 0.6億円 38億円 3億円
【主な販売先】
2012年 2011年
売上高 割合 売上高 割合
マツダ 607億円 69.3% 593億円 70.9%
マツダに対しては主要な樹脂部品供給サプライヤーとなっており、同社の樹脂部品の多くを当社グループで取扱、特にインストルメントパネルにおいては全車種に供給している。 {経営戦略} 国内では、売上高の約70%を占めるマツダ社に対して、これまで通りの安定した取引を維持しながら次世代車種に対する製品戦略・商品企画の段階から積極的な提案を行い、取引を確保する。また、マツダ社以外では独自の軽量化ニーズを先取りする戦略商品、モジュール開発技術で市場開拓を進める方針。2013年9月からダイハツ工業と合弁で設立したエイエフティー社で量産を開始した。 海外では、国内自動車メーカー各社のグローバル調達方針に対応。中国では現地の日系自動車メーカー向けの内装部品の生産を開始。インドネシアでは天馬社と共同会社を設立。メキシコでは2014年1月より量産を開始した。 今後、世界4事業地域体制と独自の技術力・商品力を活かし、グローバルビジネスの拡充に戦略的に取り組むとしている。