日本健康・栄養食品協会によると、トクホの市場規模は2009年度5490億円で、ピークだった2007年の6798億円から約20%減少した。 2009年に花王の商品である食用油「エコナ」に、体内で発がん性物質に分解される可能性がある「グリシドール脂肪酸エステル」が多く含まれていると判断したため、トクホの表示許可を自主的に返上したことなどが響く。