丹青社は、2019年4月4日、ブロックチェーンを活用した日本のアート・工芸作品の新たなプラットフォーム「ビーオウンド」のサービス提供を5月10日から開始すると発表した。
日本のアーティスト・工芸家と世界中のコレクター、キュレーター、美術評論家を直接つなぎ、アーティストとコレクター、レビュアーのコミュニケーションを促すほか、作品の販売・購入が可能なサービス。売買の際にブロックチェーンを活用することで、作品の真贋及び流通管理機能を持たせている。ブロックチェーンは2014年に設立した東京大学発のスタートアップ、スタートバーンが推進するアートブロックチェーンネットワークを活用している。
丹青社は、日本のアート市場を拡大し、アーティストや工芸家の活動の幅を広げ、日本の文化芸術の振興への貢献を目指す。また、丹青社の事業である空間づくりにおいても、アーティストとのコラボレーションにより、新たな空間価値の創造に挑戦するとしている。