TATERUは、2019年1月7日、Diginexとブロックチェーンでデータ改ざん防止システムの共同開発を開始したと発表した。

Diginexは、デジタル金融サービスやブロックチェーンソリューションを提供。ブロックチェーン技術を活用した不動産業界を含む様々な業界へのソリューションの開発・提供など、ブロックチェーン技術に関するトータルソリューションを提供している。2018年10月にTATERUと資本業務提携している。

データ改ざん防止システムは、ブロックチェーンと連携したクラウド型ストレージシステム。ファイル自体の情報やファイル参照のアクセス履歴などをブロックチェーン上に記録。保存されたファイルのオリジナル性の担保と改ざん不可能なデータ管理を実現するという。また、金融機関や融資担当者などの第三者とのシステム連携により、改ざんの認められたデータを除外できる。顧客によって提出されたデータを安全に金融機関や融資担当者と共有できるという。

ブロックチェーン技術は、取引の透明性を向上させ、限りなく改ざんが不可能な技術であることから、不動産取引との親和性が高く、不動産業界での活用が期待されている。