日本経済新聞によると、経済産業省は、資源循環産業の育成に乗り出すもよう。アジア各国で廃棄物収集やリサイクルの制度化を支援し、日本の業者が進出しやすい環境を整える。2018年度中に政策の方向性をまとめるとしている。

日本国内の廃棄物量は人口減少で減ってきている。一方、アジアなどでは増えているが、廃棄物収集や再生資源活用の仕組みが整っていない。

経済産業省は、アジア各国の事情にあった資源循環制度の構築を支援する。日本に近い制度ができれば日本企業が進出しやすくなる。貴重な金属がとれるパソコンの廃棄版など「都市鉱山」も活用しやすくなる。