ルーデン・ホールディングスは、2018年4月16日、BGL社と資本提携を前提とした業務提携契約を締結したと発表した。仮想通貨不動産決済プラットフォームと仮想登記データ照会システムの共同開発と実証実験を実施する。

BGLは、ブロックチェーン技術の商業化に向けたコンサルティング及びブロックチェーン関連企業への事業投資を行う企業。50件を超えるブロックチェーン関連企業やプロジェクトに2億米ドル以上の投資実績を持つという。

ブロックチェーン技術を活用した不動産に関連する物件認証から売買契約、決済における実証実験を行う。実証実験は、ブロックチェーンに関する設計、システム構築、実証実験の実作業をBGLが行い、ルーデンは不動産売買の仕組みやノウハウを提供することで「仮想通貨不動産決済システムプラットフォーム」の開発を実施。不動産取引における決済の効率化や金融機関、不動産事業社、専門家など不動産取引にかかる関係者の事務負担を軽減する。

また、業務提携の進捗、成果に応じて資本業務提携の検討を行う可能性があることも取り決めている。