永谷園ホールディングスは2016年12月2日、約150億円で産業革新機構と共同で英ブルームコを買収すると発表。出資比率は永谷園が60%、産業革新機構が40%で、今月9日に手続きを完了する。ブルームコは傘下にフリーズドライ食品の製造・販売を手がけるチョウサー・フード・グループを持っており、買収を機に永谷園は双方のフリーズドライ加工技術を生かした商品を開発していく。また、永谷園の海外売上高比率は現在の2%から17%程度に高まる見込みで、海外比率を高め持続的成長をめざすという。
将来はお茶づけなどを海外で現地化し、チョウサーの販路に乗せて販売することも視野に入れる。
永谷園 英食品買収でフリーズドライ商品開発へ
項目 | 内容 |
買収金額 | 150億円 |
対象 | 産業革新機構と共同で英ブルームコ買収 |
出資比率 | 永谷園 60% 産業革新機構 40% |
取得時期 | 2016年12月9日付 |