MS-Japanは、公認会計士や税理士、弁護士などの資格を有する士業と一般事業会社の管理部門職種に専門特化した人材紹介事業を展開している。採用企業は、国内上場・非上場企業、ベンチャー企業、外資系企業、金融機関、ベンチャーキャピタルなどの一般事業会社における管理部門などの人材採用支援のみならず、会計事務所や監査法人、法人事務所、コンサルティングファームなどの専門的な組織の人材採用支援も行っている。
MS-Japanは、求職者の採用が決まり、入社した場合に採用企業側から手数料を受け取る成功報酬型を採用している。
経営管理部門の人材強化が必要とされる新規上場企業数も増加しており、一般事業会社の経営管理部門の人材に対するニーズが高くなっているとしている。
新規上場概要
項目 | 内容 |
上場予定日 | 2016年12月15日 |
1単元株式数 | 100株 |
主幹事 | 野村證券 |
公募・売出 | 159万株 |
オーバーアロットメント | 23万8500株 |
仮条件 | 1960円~2080円 |
ブック・ビルディング期間 | 2016年11月29日~2016年12月5日 |
公開価格 | 2080円 |
経営戦略
求職者の獲得のため、交通広告や検索エンジンの検索結果に表示される広告などWEB広告などによる集客方法に加えて、全国の会計・法律事務所の情報が掲載された事務所検索サイトの運営などにより求職者の認知を向上させる。また、将来的には多くの専門情報コンテンツを掲載した総合的なコミュニケーションプラットフォームを構築し、人材紹介事業のさらなる向上を実現。コミュニケーションプラットフォームでの広告収入など新たな収益モデルを構築する。
海外事業展開では、自社での海外拠点展開や国外の人材ビジネス関連企業との業務提携やM&Aによる進出。人材ビジネスにこだわることなく、シナジー効果が期待できる相手の提携を進める。
MS-Japanの業績推移
売上高 | 経常利益 | 純利益 | 純資産 | 総資産 | 自己資本比率 | |
2016年(4-9月) | 11億円 | 4.6億円 | 3.4億円 | 30億円 | 33億円 | 88.9% |
2015年 | 20億円 | 8.1億円 | 5.3億円 | 27億円 | 31億円 | 86% |
2014年 | 16億円 | 6.5億円 | 4.1億円 | 24億円 | 28億円 | 85.3% |
2013年 | 12億円 | 4.7億円 | 2.9億円 | 19億円 | 22億円 | 88.2% |
2012年 | 10億円 | 3.2億円 | 1.8億円 | 16億円 | 18億円 | 90.4% |