ディー・エヌ・エー(DeNA)は2016年10月18日、米国サンフランシスコのDeNAグローバルとチリのサンティアゴにあるアタカマ・ラブズの2社を解散し、欧米でのスマートフォンゲーム開発から撤退すると発表。DeNAは08年に米国でモバイルゲーム開発に参入したが、日本とは商習慣や文化が違う米国でスマホゲームをヒットさせるのは難しく、米国事業は赤字が続いていた。すでに欧州拠点も閉じており、欧米地域での開発機能がなくなる。拠点閉鎖などに伴い、2016年10~12月期に30億円前後の費用が発生するもよう。
今後は国内で任天堂などの提携先とゲームを開発し、年内配信を予定する「スーパーマリオラン」など、日本発で世界で受け入れられるスマホゲームに力を入れていくとみられる。
DeNA 欧米でのモバイルゲーム開発撤退
項目 | 内容 |
対象 | 欧米でのスマホゲーム開発から撤退 |