ゼンショーホールディングスは2016年10月18日、124億円を投資し群馬県地盤の中堅食品スーパー、フジタコーポレーションの株式97.1%を11月21日付で買収すると発表。フジタコーポレーションは北関東を中心に「フジマート」「アバンセ」などのブランドで食品スーパー27店舗を運営するほか、「でりしゃす」という総菜・弁当店17店舗も展開。2016年3月期の売上高は253億円。今回の買収でゼンショーの小売事業の規模は約900億円となる。売り上げ規模は小さいものの、店舗網は関東圏に集中しているため、店舗網のドミナント化(地域集中)を進めることができる。

北関東から千葉県にかけて約100店の店舗網を築き、物流の効率化などで利益を拡大する狙い。
 

ゼンショー 「フジマート」を過去最高額でM&A

項目 内容
投資金額 124億円
対象 中堅食品スーパーフジタコーポレーション
取得比率 97.1%
取得日 2016年11月21日付