セブン&アイ・ホールディングスは2016年10月6日、エイチ・ツー・オーリテイリング(H2O)と資本業務提携すると発表。セブン&アイとH2Oは相互に57億円程度の株式を持ち合い、セブン&アイはH2Oの発行済み株式の3%、H2Oはセブン&アイ株式の0.1~0.2%程度を取得するとみられる。提携により、セブン&アイ傘下のそごう・西武が運営するそごう神戸店・そごう西神店、西武高槻店など3店をH2Oに譲渡。セブン&アイは百貨店事業に4000億円以上を投じてきたが不採算店舗も多く、連結業績に寄与していなかった。今後は、百貨店事業の規模を縮小し、首都圏に資源を集中。阪急百貨店などへの名称変更のほか、専門店街への業態転換なども検討する。
セブン&アイ 店舗譲渡で百貨店事業を大幅縮小
項目 | 内容 |
対象 | セブン&アイとH2O 相互に57億円程度の株式持ち合い |
取得比率 | セブン&アイはH2Oの発行済み株式3% H2Oはセブン&アイ株式0.1~0.2%程度 |